■ セイコーマーベル ダイヤショック 19石 (1957年製? 昭和32年)
きょうのお伴は、セイコーの昭和32年製のマーベルです。 Sマークが、素敵です!!
↑昭和30年代の夜って感じでモノクロにしてみました。
昭和30年代のサラリーマンは、こんな感じで待ち合わせの時間を見たりしたのでしょうか。
↑カラーだとこんなん感じです
では、少しマーベルという時計について調べましたので以下をご覧ください。
↓セイコーエプソン マイルストンプロダクツ より 転写
誕生の背景
1950年代前半、国産腕時計として市場を先導していた「セイコースーパー」。 これは、当社が製造した初の中三針モデルで、1950年の発売後、8石、9石、10石、11石、15石、17石とグレードアップされるとともに、耐震装置の追加や防水ケースの採用、カレンダー機構の装備、バリエーション豊富なケース・文字板の採用など、当社腕時計開発の雛型となった製品でした。しかし、この「スーパー」は時間精度・生産性といった点で、まだまだ改良の余地を残していました。さらに、市場のニーズとしては、小ぶりな時計から大きな時計への人気が高まってきていました。
そこで、基本となるムーブメントを徹底的に再検討。精度の追求、生産性と整備性の向上を目標としてつくられたのが、この「セイコーマーベル」でした。そして、1956年6月10日、時の記念日にあわせて、「マーベル」は一般公開されました。
成果と反響
「マーベル」の開発においては、徹底した生産技術の進展、生産の自動化、量産化、コストダウンが図られました。その成果は、当時の通商産業省主催による「国産時計品質比較審査」の結果に、如実に現われています。1957年には、同審査10位以内に7個入賞し、1位から5位までを独占。翌1958年には、1位から9位までを独占するという快挙を成し遂げたのでした。
また、1957年の米国時計学会日本支部で行われた腕時計コンクールでも、男性用腕時計として、初めてオメガなど外国製品を抜いて1位にランキングされ、文字どおり“驚異の時計”としてスイスにまで日本の時計の優秀さを轟かせたのでした。
この「マーベル」で培った技術は、後にさらなる高精度・高機能化をはかり市場を席巻した「セイコークラウン」「セイコージャイロマーベル」といった機械式時計を世に送り出す基盤となり、さらには世界に先駆けて商品化に成功したクオーツウオッチ「セイコークオーツアストロン35SQ」を生み出す力となりました。
↑セイコーエプソン マイルストンプロダクツ より 転写
といったセイコーというより国産時計にとってとっても重要なエポックメイキングな時計なのですね。
↓右奥は、17石1958年製ステンレスケース? 手前19石は、14K金メッキケースです。
↓では、中身拝見!!
19石は、いわゆる赤機械といわれる銅メッキムーブメントになります。オメガとかこの時代のスイス時計っぽいですね。 この頃は、まだSEIKOSHAと記載されています。
あちゃ~よく見るとケースとムーブを固定するネジが抜けていますね。写真見て気付きました。
(まあ、いいか!今度にしーよおっと。)
こうやって見比べるとムーブメントの大きさが違うのがわかります。
マーベルは、凄く種類が多く、多きさ、造りが、色々あります。17、19、21石、耐震の有り無し、そしてインデック、ケースと・・・
僕の好きなのは、何といっても「Sマーク」付です。
シチズンなら「Cマーク」、オリエントは、スターの「Sマーク」といったところでしょうか。
17石は、私にとって初めての国産ビンテージ時計入手という記念時計です。
ここいらからどっぷりハマりましたという記念でもあります。
マーベル→ユニーク→スーパー→エキストラフラット→ ・・・・ とはまっていくのです。
※製造年は、裏蓋ナンバーより。中古入手ですから信憑性は??ですが、そんなに大きくは違わないと思います。いい加減ですねー。すみません。
■ SEIKO MARVEL DIASHOCK 19JEWLS (1957年製? 昭和32年) 日本製
では、また! have a nice day and nice life !
See you again! have a nice day and nice life !
◆ vintage watches of days gone by!
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ユニット01
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