■ ORIENT RoyalOrient 19jewels 1959年(昭和34年)~
今回は、1959年から発売されたオリエントの旗艦、ロイヤルオリエントのご紹介です。
1958年(昭和33年)~という説もあります。
どちらが正しいのかわかりませんが、どちらにしても50年代の終盤ということで。
ご紹介の個体は、正確には年代不明ですが、最初期のモデルは、チラねじテンプ仕様ですから
この個体がスムーステンプであることから少し後の製造のようです。
耐震装置も最初期は、ルビーのみ(R耐震)、それからニュートロショック(N耐震)に
変更になるのですが、この個体が、果たしてニュートロショックなのかよくわかりません。
勉強不足で申し訳ありません。
↓ まずは、装着写真から
ダイアルは、シャンパンカラーのレコード模様です。
シルバーが焼けた色かも?
なかなか気品のある顔立ちです!!
↓ 1951年に「オリエント時計」として復活してから8年後のモデルですね。
どれもレトロチックなデザインですね~。
※オリエントのカタログより
オリエント時計の歴史を少し・・
オリエント時計は、吉田庄三郎が上野で開いていた吉田時計店を母体とし、
1920年に巣鴨に東洋時計製作所を設立し、その歴史を刻みまじめます。
1946年に解散しますが、1950年に多摩計器として再開し、翌1951年に「オリエント時計」として復活しました。
その後は、セイコー、シチズンと並び「業界の”三男防”」と呼ばれる存在にまで成長します。
1960年代には、「多石化競争」では1963年に64石の「グランプリ・オート・オリエント64」を
1946年に解散しますが、1950年に多摩計器として再開し、翌1951年に「オリエント時計」として復活しました。
その後は、セイコー、シチズンと並び「業界の”三男防”」と呼ばれる存在にまで成長します。
1960年代には、「多石化競争」では1963年に64石の「グランプリ・オート・オリエント64」を
1964年には100石の「グランプリオリエント100」を発表した少し変わった(素敵な)メーカーです。
http://blogs.yahoo.co.jp/m_privatemoon/7350158.html ← 「グランプリ・オート・オリエント64」過去記事
では、もう少し写真を見ていきましょう。
↓ 裏蓋をあけたところです。 N型のムーブメントが見えます。
スムーステンプ(smooth balance)と耐震装置(Neutro-Shock ?)が確認できます。
残念ながら、ムーブメントをケースに固定するネジが、一本折れてます・・・うう
ロイヤルオリエントについて少し・・・
昭和30年代のオリエントの根幹を成したモデルです。
ものの本によると ムーブメントのN型は、オリエントの薄型機械で同時代の
セイコー「クロノス」、シチズン「中三針」と共に国産腕時計の「標準原器」の一角をになった。とあります。
確かにオリエントスターを世に出し、ダイナミックとロイヤルで同社の礎を築いたのは確かでしょう。
17、19、21、23石と有り、ダイアルに至っては、ミステリーや蛇の目、レコード、ソリッド、ギョウシェetc・・と
様々なバリエーションがあります。
↓ 僕の持っているのは、レコード盤ダイアルと言われているもので文字盤がレコード盤のよに
グルグル模様があるのですが、写真にとると波模様みたいになっちゃいますう・・・
↓ これなんて もっと すごい模様に・・・
↓ 本当は、こんな模様なんです。レコード盤ですね。
今回は、OHしていませんので 代わりに写真を多めに・・・
↓ 雑誌と オリエント 深い意味も何もありません・・・ただなんとなく
↓ 一時、表紙に1週間程使用しました。
↓ 廃線と 蒲公英と オリエント 雰囲気でるかと思って撮ったのですが・・そうでもありませんでした。
↓ Lomo風(トイカメラ)に加工してみました。 雰囲気でましたが、RoyalOrientだとわからなくなってしまった・・
■ ORIENT RoyalOrient 19jewels 1959年~
Cal:N型
manual wind
smooth balance
smooth balance
shock device:Neutro-Shock ?
18000/h
19jewels(17、19、21、23)
See you again! have a nice day and nice life !
◆ vintage watches of days gone by!
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ユニット01
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