■ SEIKO LORD MATIC 23jewels (5606-5000) 1970年 (昭和45年)製造
今回は、久々?の腕時計のご紹介です。
セイコーのLMことロードマチックの5606-5000というモデルです。
製造は、裏蓋数字より1970年製造です。 今から43年前の物になります。
(1968年頃から販売されているようです。)
角型で文字盤は、バーとローマ数字の混合インデックスです。
とっても60年代後半から70年代前半を感じさせるデザインです。
↓ まずは、完成写真から
---------------------- ここから OH の様子です。 ----------------------------
↓ ケースからムーブメントを取り出します。
ケースは、はじめ開け方がイマイチわかりませんでした。
ちょっと変わったもので下側ケースに板バネに付いた突起(4か所)があり上側ケースの
穴に入って固定させる仕組みでした。
つまり、突起を押し戻して穴から外しケースを開けるという事になります。
↓ 図にするとこんなです。 ピンク色のが板バネと突起です。
↓ ダイアルは、ムーブメントから外したらキズがつかないように保管します。
個体は、日送りが壊れていて切り替わりません!!
↓ ローターを外しました。
↓ 輪列受け兼自動巻き部位を外したところです。
↓ どんどんバラして行きます。 写真は、途中ですが、地板だけになるまでバラして行きます。
↓ 裏っかえしてこちら側もバラして行きます。 デイデートは、ちょっと面倒です・・・。
↓ 細かいバネとか微妙な部品が多いんですよね・・・ しかも壊れてるし。
この年代の機械になるとプラスティック製のパーツも使われるようになってます。(2日と19日のところのギア)
不調の原因は、2日のところに見えるプラスチックのパーツでした。
手持ちのジャンクから移植したら動くようになりました。その後、戻してみても動いたので何か引っかかり?が
悪かったのか、よく解りませんが取り敢えず直りました。
↓ 写真に撮っておかないと組み立てる時にわからなくなりそうですね・・・
この後、洗浄して分解と逆の順序で組み立てます。
↓ 無事、組み上がりました!天輪が元気に回っています。
↓ 日付が切り替わるところで針を12時の位置に取りつけます。
↓ ケースに入れて組み立て完成です。 この後、磁気抜き機械にかけます。
↓ 早速、腕にはめてお出かけです。
↓ 近所のレストランで
↓ ラウンドモデルのLMと
http://blogs.yahoo.co.jp/m_privatemoon/3482612.html ← ラウンドモデルのLM 過去記事
↓ ビジネスシーンでも似合いそうですね。
この頃の機械から、プラスチック製のパーツが使われ始めていますね。
特に日送りのギアやスぺーサーとか・・
その少し前は、全部金属製でしたのに。 ちょっと残念な感じです。
プラスチックは、経年変化で硬くなったり割れたりするんですよね~。
でも そんなこと43年後に言われてもねーって感じでしょうか。
メーカーは、長くても10年先までしか考えてませんものね。
そうは言ってもビンテージ時計は、やっぱりいいですね!
ん、70年代は、ネオビンテージ?プレビンテージ?になるのかな・・・
まあ、そんなんことは、どうでもいいことですね。
では、また!
■ SEIKO LORD MATIC 23jewels (5606-5000) 1970年 (昭和45年)製造
cal:5606A
21600 A/h
automatic
sweep second
day: quickset, 2 languages
date: quickset
hack feature
power-reserve 47h
automatic
sweep second
day: quickset, 2 languages
date: quickset
hack feature
power-reserve 47h
See you again! have a nice day and nice life !
◆ vintage watches of days gone by!
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ユニット01
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