■ 東洋時計製造(吉田時計店) ロックル Locle 7石 1936年(昭和11年~)
今回は、1936年から発売された吉田時計店(製造部門は東洋時計製造)
LOCLE ロックルのご紹介です。
オリエントの前身は、吉田時計店で 1901年(明治34年)に吉田庄五郎が東京上野に
吉田時計店を開き時計の輸入販売をしたのが始まり。
- - ネットでいろいろ調べたのをまとめると - -
その後、菱形にYS印の懐中時計「ケース」の製造を開始し、 1920年(大正9年)には、蒲田時計測製作所と
協力し東洋時計製造所を下巣鴨に設立。
昭和11年頃には、東京日野に工場を新規開設し腕時計へ進出しロックル、アイコクなどを製造。
戦中は、兵器製造。戦後は、東洋時計製造株式会社として再出発するも経営が立ち行かず解散。
その後、昭和25年に多摩計器株式会社創立。 翌昭和26年、社名をオリエント時計株式会社に変更。
というのが、大まかな生い立ち。
今では、業界三男坊オリエントもセイコーの子会社です・・・
さて、生い立ちはこの位にして 時計本体を見て行きましょう。
↓ OHで蘇ったロックル!
-------------------------------- ここから OH の様子です。 ----------------------------------
↓ 入手時の状態。側は、SSですので年代の割に綺麗です。ダイアルは、金属に塗装ですので
どうしても時代がかってしまいますね。 ブルースチールハンドが渋いです!
↓ ムーブメントは、7石。 ロックルスペシャルの10石は、よく見かけますが・・・
YSマークもないですね・・・スペシャルでないただのロックルだから廉価盤で
7石でマーク無しなのか?
資料とかないのでさっぱりわかりません・・・
↓ ん~ まぁ。 取り敢えず、機械台にのせてバラしていきましょう。
↓ やはりアンクルと天真の付近のみ石有りの7石ですね~。
↓ だいぶスッキリしました。
↓ 洗浄後、組み立てました。 チラネジ付き天輪が動き出しました!!
↓ ダイアルと針を付け終わりました。
ダイアルは、無理して掃除すると塗装や文字が、消えてしますのでこのままで!
よって針も焼き直しせずにベンジンで拭いただけでそのまま使用します。
↓ ケースの内側に菱形にYSマーク発見!!
↓ 掃除しておいたケースにムーブメントを入れます。
↓ 御歳77。 復活です!
↓ CHIKYU ちきゅーというペットネームの時計と
↓ CHIKYUのケースには、菱形にYSマークが!!
吉田時計と精工舎とどちら製でしょうか? 今後の課題という事で!!
(マニアしかわからないかも!!ディープですね・・・)
↓ ダイアルは、シミ、焼け、キズ有りますが、これはこれでいい感じです。
↓ 流石、ケースメーカーから始っただけあっていい造りです。
風防は、ガラス製です。 とっても薄いのでぶつけるとスグ割れます。
↓ パチンとしっかりハマります! しかもフラッシュサーフェイス!!
↓ STAYBRITE の文字が誇らしげです。 ※ステンレスの一種です。StayBrite輝きを保つという意味。
↓ 早速、腕にはめて外出!! 夜の街灯の下撮影なのでケースがギラついてしまいました・・・
ビバ!オリエント!! ビバ!吉田時計!!
では、また!
■ 東洋時計製造(吉田時計店) ロックル Locle 7石 1936年(昭和11年~)
cal:---
handwind
7jewels
Case :STAYBRITE
See you again! have a nice day and nice life !
◆ vintage watches of days gone by!
-------------------------------------------------------------------------------
Livedoor時計ランキング → https://blog.livedoor.com/category/582/ ← 時計ランキング
ユニット01
コメント