■ TAVANNES WATCH Co  Pocketwatch  1930年代位 
      
 
  今回は、TAVANNES(タバン)の懐中時計のご紹介です。
 
TAVANNES (タバン)とは、1871年創業のスイスの会社です。
 
創業当時、タバンという地にあったことからブランド名は、タバンでしたが、
 
経緯はわかりませんが、CI(シーアイ)で ブランド名がCYMAになりました。
 
TAVANNES (タバン) = CYMA (シーマ) という事です。
 
何時から、CYMAなのか、TAVANNESとのブランド名が、平行していたのか?
 
TAVANNES-CYMAのダブルネームもあるし、そこらへんは、良く解りません。
 
1920年代には、世界トップクラスの大規模工場と生産を誇ったようです。
 
現在、両ブランドとも名前は残っていますが、当時とは別物と思った方がよいです。
 
本家本元は、1960年代にクオーツショックで姿を消していますから・・・
 
関係ありませんが、こういう話をすると ↓ をいつも思い出します。
 
祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。
 
話を戻しますが、当時(明治、大正期)には、「犬印タバン(登録商標はTRUSTY)」として
 
親しまれていました。
 
現存率も高く、僕らのようなビンテージ、アンティークファンを楽しませてくれます。
 
 
↓ オープンフェースのシンプルな懐中時計です。
 
イメージ 1
 
↓ ムーブメントは、控え目な彫金とコートが施してあり、そこそこ素敵です。
 
イメージ 2
 
 
↓ ワンちゃんが、お目見えです! 0.900銀 と ホールマークも見えます。
 
イメージ 3
 
 
↓ 登録商標の 犬印 TRUSTY !!
 
イメージ 4
 
 
TIMEKEEPER kodokei.com様のサイトに貴重な資料がありますのでURLを記載しておきます。
 
ご興味のある方は、どうぞ! 僕も良く参考にしています。
 
http://www.kodokei.com/ot_028_2.html  犬印-タバン の看板とか
 
http://www.kodokei.com/ch_063_1.html  1910年代のタバンの工場の様子
 
 
 
 
 
↓ 明るいところで撮影してみました。 猫の昼寝の横で撮影です。
 
イメージ 5
 
 
↓ 当時風には、瑞西国犬印タバン時計社製 琺瑯文字盤 900銀側 とでも云うんでしょうか。
 
イメージ 6
 
 
正確な製造年月日は、わかりませんが、1930年代前後の製造と思われます。
 
70~80年前の時計となるのですが、整備してあげれば、しっかりと動きます。
 
だから機械式時計って面白いですよね~。
 
特にこの時代は、琺瑯文字盤、ブルースチール針、銀ケースと塗装やメッキではない
 
仕上げですから当時に近い状態に戻すこともできますし重ねた年月の状態での
 
楽しみ方もできます。
 
ん~面白いですね!!
 
ああ、そうそう、この年代のムーブメントは、発条と髭発条が、ウイークポイントです。
 
慎重に!
 
 
 
では、また!
 
 
■ TAVANNES WATCH Co  Pocketwatch  1930年代位
 
Caliber: ---
stem wind and set
sub second

 
 
 
See you again! have a nice day and nice life !

◆ vintage watches  of days gone by!
 
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