■ CYMA Ref.030 Vintage wristwatch 1930年代~
まだ、仕事が落ち着きません!時計をいじりたい今日この頃です。
久々の更新になってしまいました・・・すみません・・・。
今回は、シーマの1930年代の腕時計のご紹介です。
1930年といえば昭和5年です。
ん~戦前ですね!80年以上前です。
以前、吉田時計ロックルをご紹介しましたが、そこと少し絡んできます。
というのは、オリエントの前身、吉田時計店では、 当時まだロックルの製造に至っておらず
シーマ(タバン、トラスティー)、レオニダス、チソットなどスイス時計をオリジナルケースに
入れて販売していたのです。
その後、シーマを基に昭和9年頃からロックルの製造販売を始めたのです。
以前にロックルのご紹介をした時に触れましたが、吉田時計店は、時計ケース製造から
はじまった会社です。
今回のシーマは、丁度、菱形にYS印が入っていますので吉田時計店が、当時
シーマのムーブメントに自社ケースで販売したものではないかと思われます。
(参考記事: TIMEKEEPER kodokei.com http://www.kodokei.com/ch_015_2.html)
↓ まずは、 復活後の写真から
-------------------------------- ここから OH の様子です。 ----------------------------------
↓ おおまかにバラした状態です。
↓ これが、菱形にYS印。吉田時計店製です。
↓ 早速、分解にはいりましょう! 案外と綺麗ですね~。
↓ Ref:030の文字が、見えます!
↓ 地板に。
↓ 部品点数が、少なくて僕的にはいい感じです。
この後、各部品の清掃、洗浄をして注油しながら組み立てます。
↓ テンプを付けて完成です。 さて動くでしょうか!? Ref:030の文字が、見えます!
↓ 無事に動きました!!ホーローダイアルと針を付けます。
↓ ケースに入れます。 ケースは、メッキが・・時代の経過を感じますね~。
↓ ん~アラビア数字の字体が、30年代を感じさせます!!
↓ Ref:030の資料です。
↓ 完成です。 ヒビが惜しいですね。
↓ シーマタバンの定番、犬印(TRUSTY)がみえます。
↓ 大きさは、28mmくらいです。 当時は小さい事こそ技術の証だったらしいです。
↓ ほぼ同時代のシーマと
↓ 最初にふれた吉田時計(東洋時計)ロックルと
昭和5年に思いを馳せながら今宵もゆっくりと時計とともに時間が過ぎて行きます。
一体、どんな人がこの時計を買ってどんな使い方をしていたのでしょう。
皆が時計を持っていたとも思えません。
昭和5年に吉田時計店で買ったのでしょうか?
その7年後には、日華事変、昭和16年には、太平洋戦争へと発展しました。
そんな時代の時計です。
ん~感慨深いですね。
では、また!
■ CYMA Ref.030 Vintage wristwatch 1930年代~
Ref.030
manual wind
sub second
18000 A/h
power reserve 40h
sub second
18000 A/h
power reserve 40h
See you again! have a nice day and nice life !
◆ vintage watches of days gone by!
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ユニット01
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