■ CITIZEN JUNIOR PARASHOCK PHYNOX 17JEWELS（1960年前後製造）
今回は、シチズンのジュニアのご紹介です。
錆びたスクラップ状態のジュニアを母体に再生を試みました。
まあ、悪く言えば二個一。よく言えばレストア・・・
製造年は、1960年代前半でしょうか。
ジュニアは、1958年～ですが、よくわかりません。
シチズンは、セイコー程厳格に裏蓋表記基準が無いらしく
モデルや年代によってはわかり辛いものも多いです。
いずれにしても半世紀以上前のものになります。
今回は、ジャンクボックスにあった錆錆のジュニアのケースと
ジャンクで入手した個体の機械と手持ちのダイアルを 使い再生しました。
↓ まずは、完成写真から おなじみのＣちゃんと記念撮影です。
↓往時は、こんな箱に入って販売店にとどいたのでしょうね。
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ここからは、OHの様子などを
↓ これが、ベースとなったジュニアです。ケースと針を使います。
↓ ジュニアのムーブメント 恐らく・・・ 100％使えません・・・
↓ ムーブメントは、こちらのジュニアのものを使います。 ってこちらも凄い状態ですけどね。
一方は、Ｃマークで少し年式が古そうな感じですが、ムーブメントは、全く同じでした。
なんだか、わくわくします。 本当に完成するのだろうか？
ベースのジュニアのケースはＳＳだから磨けば何とかなると思うけど・・腐食は大丈夫かな？
なんていろいろ考えたり完成を想像したりして・・・
こんな時間も楽しかったします。
↓ 予想通りにケースは、復活しました！ 流石ＳＳ凄い！ 腐食も無しです。
↓ ちょっとピンぼけになってしまいましたが、同じ機械なのがおわかりいただけますでしょうか。
↓ バラしていきます。
↓ 更にバラしていきます。
↓ 地板状態に。
↓ 裏返してバラしていきます。
↓ 洗浄の後、注油しながら組み上げます。
↓ ダイアルと針を付けます。
↓ ケースに入れます。 新品のようです！ 裏蓋内側に 60.8 とあります。 1960年8月でしょうか？
↓ 結構いい感じじゃないですかね～。 針も磨いたかいがありました。
この後、磁気抜きして一応びぶ朗で歩度調整なんですが、今回は、どうしても精度が出ないんです。
半日でだいたい2分～3分進むんですね～。
原因は、ヒゲゼンマイなんです。 これを調整するのは、僕には、至難の業なんです。
一応、チャレンジしたんですが・・・ 今のところ半日で1分～2.5分位って感じです。
１日で2分～5分って事ですね。
もう一回チャレンジするかしないか思案中って感じです。
何でかってそりゃ～面倒っていうか難しいっていうか～
まぁ、取り敢えず今後の課題ってことで。
ダイアルもね！（←気付かない人はそれでもＯＫです。）
↓ お約束の街繰りだしの日常使いです。
久々の二個一作業、もとい！レストアになりました。
ここ何年間で気づいた事は、シチズンは、セイコー、オリエントに比べると
文字盤の劣化が激しいということです。
勿論、ヴィンテージでの話です。
塗装なのかケースの防水なのか、使っている油とかの化学反応なのか
原因究明はできませんが、結論は、経年変化が激しいという事です。
だから、何だといわれても困るんですが、一応報告という事で！
ところで最近、Ｈｍｔ、ホーマー、今回のジュニアとシチズン系がつづいてるなぁ～。
次は、何でしょうか。 僕もわかりません！
では また！
■ CITIZEN JUNIOR PARASHOCK PHYNOX 17JEWELS （1960年前後製造）
Cal : 2Ｓ/910？ 1958年～
model:Ｊ5140？
manual wind
sweep second
17 jewels
18000 A/h
manual wind
sweep second
17 jewels
18000 A/h
See you again！ have a nice day and nice life !
◆ vintage watches of days gone by!
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