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■ CYMA CYMAFLEX R459 1950年代 その4
今回は、R459シーマをOHしましたのでご紹介です。
もうこのR459シーマは、このブログ登場4回目です!
どんだけ好きなのでしょうか・・・
因みに過去記事のURLを
↓ まずは、完成写真から
このおっさん的な50年代のシンプルさがそそるんですね~。
革ベルトも似合うんですけど、エクステンションバンド(のびのびバンド)もとっても似合います。
こちらも当時ものですからドンピシャって感じでこの組み合わせ結構気に入っています。
↓ ビジネスシーンでは、こんな感じになります。 気分は、60年前のサラリーマンです!!
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ここからは、OHの様子などを
↓ 状態は、ぱっと見良さ気です。
↓ 裏蓋裏に昭和44年とOHした日付がありました。
もう45年前です。実用の為には、OHが必須です。 出車式は、機械おたくの心を揺さぶります・・・
裏蓋裏のペラルージュ模様なんかもそそります!
実は、この昭和44年6月(1969年)に一度修理なりOHなりをしているのですが、
その時にダイアル交換をしていると思われます。
ダイアルの裏に1969.7と刻印ありました。何故か1ヶ月ずれていますが・・・
もう一つの根拠としてGPケースの回でも紹介済ですが、通常ダイアルの下部に
SWISS MADE と入るところに UMEDA MADE とあります。
この UMEDA MADE 多分、補修用のパーツではないかと推測しているのですが
情報が無く真相は、わかりません。
↓ 早速、機械台にのせてバラして行きましょう。
ムーブメントは、Cal:R459 出車式の古典的な3針ムーブメント。
角穴車には、SWITZLAND TAVANNESの文字がみえます。
↓ 出車を最初に外してたら 角丸穴車、各ブリッジを外します。
↓ すっきり
↓裏返してこちら側もバラします。ペラルージュ模様 が入っていますね~。
石の押さえがクワガタみたいです~。
↓ 油分はあるも流石に45年が経過していますので洗浄と注油をしましょう。
↓ CYMAFLEX この触覚のようなバネが耐震装置です。 簡単に外せて注油がとっても楽です。
↓ 洗浄、乾燥後、注油しながらの組み立てが終わりました。 テンワも元気に動いてくれました。
↓ ケーシング
↓ 裏蓋を閉めます。
↓ いい顔です。 下に UMEDA MADE が見えます・・・
↓ ベルトを付けて完成です!!
↓ しばし猫と珈琲を飲みながら時計を眺めたりします・・・ いつも通り猫は、時計に興味が無いようですが・・・
今回は、久々にシーマの出車式をOHしました。
このモデル玉数多いのですが、状態の良いのは、少ないようですね。
防水がよくないのでしょうか。ダイアルが残念なのが多いです。
この個体も生産から10年以内に交換されているのをみるとそうなのかなぁ~と思います。
それとケースがSS以外は、やはり錆が凄いことになっています。
SSを発明というか作りだした人は凄いです!!
(調べたらイギリスのブレアリーさんとなっていました。)
ビンテージCYMAは、やはり素敵ですね! ビバ、CYMA!
■ CYMA CYMAFLEX R459 1950年代
Cal:CymaR459
manual wind
sweep second
sweep second
Data
17 jewels
f = 18000 A/h
power reserve 42h
17 jewels
f = 18000 A/h
power reserve 42h
See you again! have a nice day and nice life !
◆ vintage watches of days gone by!
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ユニット01
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