■ SEIKO 5  5126-7030 1969年 (昭和44年)  
 
 
今回は、SEIKO ファイブ 5126-7030 グランプリチェックダイアルのご紹介です。
 
といっても実は、2回目。2012年4月に一度、ご紹介済なのですが・・・
 
実は、久々にお出かけのお供をしてもらおうと思ったのですが、動かないのです。
 
ん? 何故?振っても、ショックを与えても、裏蓋開けてテンプを動かしてみても
 
いっこうに動き出しません!
 
ん~。2年半経ってるしー、久々に5126Aをいじってみたくなったし、いっそのこと
 
OHしちゃえ~!ってことでOHしました。 
 
 
↓ OH後です。 一緒に写っているのは、69年日本GPでの日産R382。 ファイブ君と同じ歳!
イメージ 1
  
 
さて、早速分解清掃です。
 
 
↓ 何故か動かなくなったファイブ君。
イメージ 2
 
 
↓ 反応の無い5126A。
イメージ 3
 
 
↓ リューズを外してケースからムーブメントを出します。 そして再度リューズを取り付けておきます。
イメージ 4
 
 
↓ ローターを外していよいよ分解作業に入ります。
イメージ 5
 
↓ 見慣れたマジックレバーではありません。 何式というか知りませんが、複雑な構造です。
イメージ 6
 
 
↓ 自動巻機構の高さが結構あります。 
イメージ 7
 
 
↓ だいぶバラけてきました。
イメージ 8
 
 
↓ 裏返してこちらもバラします。 デイデートは、少し面倒です・・・。
イメージ 9
 
 
↓ やっぱり面倒です・・・。 でもバラしましょう。
イメージ 10
 
 
↓ この機械は、リューズからの操作部品点数が、多いです。
イメージ 11
 
 
↓ なんでこんな構造なんだろう・・・。 面倒だ・・・。
イメージ 12
 
 
 
この後、洗浄作業に入ります。 そして組み立てです。
 
 
↓ いつも通り端折ってしまいましたが、裏面は、組み上がりました。イメージ 13
 
 
↓ こちら側も組み立てます。
イメージ 14
 
 
↓ 組み上がりました。 動いています。(当たり前ですが・・・) 
イメージ 15
 
不動の原因は、なんと! 超細い繊維が、絡まっていました・・・。
 
以前のOH時に入ったのを気付かずに組み上げてしまったのでしょう。 駄目駄目ですね~!
 
 
↓ ダイアルとハンドを取りつけます。 リューズ操作で日付が変わったところを0時として針を付けます。
イメージ 16
 
 
↓ ケースに入れます。
イメージ 17
 
 
↓ ローターを付けます。 
イメージ 18
 
 
↓ 1969年(昭和44年)は、スカジーRが、発売されていますね!
イメージ 19
 
 
↓ R382の活躍した年でもあります。
イメージ 20
 
 
↓ 時計も車も70年代の雰囲気が、出始めていますね! 70年になる1年前です。
イメージ 21
 
今回は、期せずとも動かなくなったファイブのOHになりました。
 
原因が、自分の不注意という失態でしたが、これも経験です。
 
2年半前のテクです。 今の方が、当時より確実に腕は上がっている?はずです。
 
同じ失敗はしないようにしましょう!(自分に言い聞かせてます。)
 
 
 
 
 
 
 
では また! ごきげんよう! 
 
 
  
■ SEIKO 5  5126-7030 1969年 (昭和44年)  
  
Cal.5126A
Automatic
sweep second
23 jewels
19800A/h
power reserve---h
 
 
 

See you again! have a nice day and nice life !

◆ vintage watches  of days gone by!
 
-------------------------------------------------------------------------------
 
★下記ブログランキングへ参加しています。宜しかったら覗いてみてください。★
 
 
 
ログ村時計へ参加しています https://fashion.blogmura.com/watch/ranking.html ← 時計好きが、いっぱい!!
 
人気blogランキングへ参加しています→ https://blog.with2.net/link/?1226056 ← 時計好き



img_livedoor
Livedoor時計ランキング → https://blog.livedoor.com/category/582/ ← 時計ランキング
 
ユニット01